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52話 内緒の寄り道

Auteur: みみっく
last update Date de publication: 2026-02-12 06:00:57

 仕組みは説明できても、それをどう運用すれば効率的かまでは分からない。

「どうやったら、いっぱい捕れるかは自分で調べて研究して工夫してね。ボクに教えられるのは、その仕掛けの形くらいだから」

 申し訳なさを感じつつそう伝えると、リナは少しだけ残念そうに、けれど納得したように頷いた。

「わかりました。……研究ですね。……研究……はい、頑張ってみます!」

 リナはそう言うと、地面にしゃがみ込み、枯れ枝や石ころを使って何やら真剣な表情で図解を描き始めた。その横では、アリアの放った小さな火球が「ぽふん」と可愛らしい音を立てて消え、エルが楽しそうに拍手している。

 (平和だな……)

 俺は作業場の軒先に腰を下ろし、自分たちの道を切り開こうとする彼女たちの背中を、心地よい日差しの中で見守っていた。

 新緑の香りが漂う広場で、リナが熱心に図面を描く姿を眺めながら、ふと思った。あんなに楽しそ

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